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ラントマン アトリエ通信

八女の和紙工房

こんにちは!


今年もあとひと月あまり、早いですね。


さて 今ラントマンのアトリエが改装工事でお邪魔している現場、
それは 福岡県八女市にある手漉き和紙の工房です。
八女の和紙、ご存知の方も多いと思います。
その歴史は九州で最も古く
400年以上前に日蓮宗の高僧・日源上人が
紙漉きの製法を伝えたのがはじまりだそう。
引きがよく、腰が強いのが特徴です。
工房があまりにも魅力的なので撮影させていただきました。
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上の画像は紙の原料、楮(コウゾ)を水につけているところ。
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そのあと かごたきと言って繊維以外のものを取り出すために
材料を煮るそうです。
あく抜き、漂白、水洗いのあと結集した繊維束をたたいて離解。
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紙の原料っぽくなって、、綿みたいですね。
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この女性たちはもう50年も毎日こうして紙を漉いていらっしゃる。
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みごとな手さばきです。
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漉き重ねた紙は、圧搾機で除々に水分を取りのぞき、
圧搾を終えた紙を一枚一枚はがして乾燥機で乾燥します。
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刷毛できれいに伸ばします。無駄のない美しい動き。
見せてもらっているだけで気持ちがシャンと。
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乾燥した紙を一枚ずつ丁寧に選別し、規格枚数に仕上げる最終チェックは
こちらの主のおじいちゃまが隣の部屋に正座してなさっています。
かっこいいです。


改装工事が終了しましたらまたブログにアップしますので
ぜひご覧くださいね。



世界に誇れる美しい和紙が作られているところだと思います。
松尾和紙工房
福岡県八女市柳瀬681-2
0943-24-3876



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お電話でもどうぞ。

ラントマンのホームページ



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# by lentement770 | 2008-11-22 15:48 | 店舗の仕事